✔︎ これからタワーマンションに住むことを検討している
✔︎ タワーマンションの暮らしがどんな生活か気になる
✔︎ タワーマンションに住むことは浪費なのかどうか知りたい
こんにちは、ぽん(@ponsanfufu)です。
在宅勤務が増えて、引越しを考えている方もいるのではないでしょうか。
家にいる時間も多くなり、もっと快適で素敵な住居がいいな〜、とタワーマンションが気になっている方もいるとかいないとか。
タワーマンションって憧れるけど、実際どうなんだろう?と思ったことはありませんか。

なんとなくセレブなイメージだけど、実際に住みやすいのかな?

僕はどちらかというとタワマン生活を覗き見してみたいな(笑)!どんな人が暮らしていて、どんな生活をしているのか気になる。
今回は、そんな疑問にお答えして実際に都内タワーマンションに住んでみて感じた、良いところと悪いところを惜しみなくお伝えしたいと思います。
住んでみなければわからなかった!ということばかりです。
憧れの生活に、どんなことを思ったのか、読み進めて感じてもらえたら嬉しいです。

実際に、住んでみて感じたその答えもお伝えしたいと思います!
タワーマンションって人気なの?

本当に、それくらい本気度を見せないとすぐに埋まってしまうんです!
こんなところに住んでいました
私たちが実際に住んでいたのは、2018年〜2019年頃です。
結婚して初めて夫と同居したのが、タワーマンションでした。
所在地:東京都23区内
階数 :40数階建てのタワーマンションで、20階に居住
間取り:1LDK(60平米くらい)
家賃 :23.5万円
ポイント :リビングの大きい窓からは、スカイツリーが望める!

それではここからは、実際に住んでみて感じたタワマンのメリットをご紹介していきます!
メリット(良かったこと)
まずは、実際に住んで感じたメリットからお伝えします。
メリットは、こちらの6つになります。
❷マンション自体がキレイ
❸部屋の設備が充実している
❹安心かつ安全
❺特別な設備と待遇
❻周りからの見られ方が変わる

それでは、一つ一つ詳しく見ていきましょう〜!
❶部屋からの夜景がキレイ
タワーマンションの醍醐味は、何と言っても部屋からの夜景ではないでしょうか。
私たちが住んでいた部屋からは、スカイツリーが綺麗に見えました。
バスルームからも同じように夜景が見えて、ホテルのスウィートルームのような感じで、なんだかとってもゴージャスでした。
夏には、都内の花火大会も見ることができて、「特等席からの眺めさいこう〜!」と夫とはしゃいでいだこともあります。
マンションの横には川が流れていて、朝は水面に太陽が反射してキラキラしているのもとても綺麗でした。

最初の頃は、夜景に見惚れて時間を過ごしたこともありました。
❷マンション自体が綺麗
エントランス、ロビー、エレベーター、廊下、窓、どこを見ても常に清潔感が保たれていて、気持ち良く過ごすことができました。
それは管理会社として、清掃をしてくれる方を雇ってくださっていらからです。
タワーマンションの管理費が他の賃貸と比べて高いのは、こういったところにも理由があります。
毎日各階の廊下に掃除をかけてくれ、エントランスやエスカレーターは水拭きをしてくれていました。
各階に設置してあるゴミ置き場まで清掃が行き届いていてびっくりしたくらいです。
エントランスには、毎日大きな花瓶に入った新鮮な大きな花束が飾ってあり、優雅な生活だったと思います。

共用ロビーには、季節ごとにクリスマスツリーやハロウィングッズも飾り付けしてくれて、ワクワクさせてくれました🎄👻🎎
❸部屋の設備が充実している
もちろん、部屋の中も豪華な設備がたくさんありました。
今まで住んできたマンションではあまりなかった嬉しい機能が、普通に完備されています。
✔︎ フードディスポーザー(生ごみ処理機)
✔︎ 自動トイレ
✔︎ 床暖房
✔︎ 自動電気消灯
✔︎ 浴室乾燥機
など、あると便利だな〜と思うものが揃っていました。
また、キッチンのコンロも海外製のもので、とても高級感があるものでした。
洗面台やキッチン周りは大理石のような石で出来ていて、見た目も豪華でした。
❹安全かつ安心できる
防犯対策が、これでもかというくらい厳重です。
家の玄関に入るまでに、鍵を4つも開けなければ辿り着けませんでした。
エレベーターも、自分の住んでいる階にしか止まりません。
さらに24時間警備員さんがマンションを巡回してくれていて、常に安心感があります。
マンションの1階には、管理人室のように警備員室が配備されています。

最初は警備員さんの多さにびっくりしましたが、子供もたくさん住んでいるので親の立場で考えると安心出来ていいんだろうなと思いました。
❺特別な設備と待遇
タワーマンションならではの、特別な設備や待遇だと思えるものがいくつかありました。
一つ目は、パーティーや会議などで貸切が出来る、入居者限定のラウンジが用意されていたことです。
隣のタワーマンションには、入居者専用のジムがありました。
結局私たちは使うことはなく、引っ越す前に1度見に行っただけでしたが、利用頻度が高い方にとっては嬉しいですよね。
お子さんがいる方は、そこで誕生日パーティーやクリスマスパーティーを開いたりしていました。
他にも、このような共有施設が設けられていました。
✔︎ シアタールーム
✔︎ カラオケルーム
✔︎ レンタサイクル
✔︎ 洗車スペース
✔︎ 屋上庭園
✔︎ 各部屋用に1.5畳ほどのトランクルーム
二つ目は、コンシェルジュの方がいたことです。
エントランスを入り、ロビーには常に2~3人コンシェルジュの方が常駐してくれていました。
備品を貸してくれたり、宅配便を出してくれたりと、マンションのことで困ったことがあればコンシェルジュさんが助けてくれます。

実際に利用する頻度は少なかったですが、特別な設備として「ある」ことに意味があるのだと思います。
❻周りからの見られ方が変わる
これはメリットと言っていいのか少し疑問ですが、これは実際に感じたことです。
「タワーマンションに住んでいる」と言うと、周りから憧れの眼差しで見られるようになりました。
私たちも、タワーマンションに住んでいる友人には「すごい」という感情が自然と湧き上がります。
皆さんもそうではないでしょうか?
実際に、住んでいる側もホテルライクな生活が出来るため、中身は変わっていないのにお金持ちになった気分になってしまうんです。
住んでいた頃は、「自分の憧れだったのタワーマンションに住んでいる!」と少し調子に乗っていたな〜と感じています。
そのせいか、家に人を呼びたくなるし、友人もタワーマンションに遊びに行ってみたいと思ってくれて、ホームパーティーを開くことも多かったです。
デメリット(悪かったこと)
続いて、実際に住んでみて感じたデメリットをみていきましょう。
デメリットは、こちらの6つです。
❷よく揺れる
❸災害に弱い
❹換気が悪い
❺洗濯物が外に干せない
❻玄関が遠い

それでは、詳しい内容を一緒に見ていきましょう〜!
❶家賃が高い
当たり前のことですが、管理や設備が整っている分家賃は高いです。
私が住んでいたところは、1LDKで23.5万円でした。
都内のタワーマンションは、立地的にも家賃相場が高めの場所にあるため、高額な家賃になることは覚悟しておいた方が良いと思います。
私たちが住んでいたのも、交通の便も良く、駅から徒歩5分以内の好立地でした。
スーパーや日用品も近くに購入できる場所があり、この価格は納得でした。
また、タワーマンションは相対的に管理費が高い傾向にあります。
当時住んでいた場所は1.5万円の管理費を支払っていました。

その分、設備や管理は行き届いていますが、管理費も家賃が高い理由の一つです。
❷よく揺れる
地震の時や大型台風の時は、マンション全体がよく揺れます。
私たちが住んでいたのは20階なのですが、夜寝ていても地震の揺れで起きることがありました。
最上階に住んでいる人は、きっともっと揺れていたんだろうな〜と思います。
もちろん、耐震性のあるマンションではありますが、どうしても高い建物なので揺れを感じやすかったです。
大型の台風の時にも、マンション自体が強風で揺れました。
揺れるだけなので、問題はないと分かっていても少し怖いと感じた記憶があります。
❸災害に弱い
記憶に新しいのが、武蔵小杉のタワーマンションでの出来事ではないでしょうか。
2019年の10月の台風で武蔵小杉にあるタワーマンションの地下が浸水してしまい、トイレやエレベーターが一時使えなくなりました。
ニュースでも、たくさん取り上げられていた大変な出来事でした。
実際に、住んでいる時にそのようなことに直面したことはありませんでした。
しかし、もしエレベーターが止まったら、20階分の階段を降りることになっていました。
想像するだけで、絶望感が漂います。
もちろん大勢が住んでいるので耐震構造や災害対策はしっかりしていますが、自然は脅威となり得ます。

対策が機能しなかった時には、人間は無力だと考えさせられました。
❹換気が悪い
高層の建物だと、危険なので全開にできる窓はあまりありません。
私たちが住んでいたところも、全開にできるのは洗面所からベランダに出るところの1箇所のみでした。
リビングには小窓がついていましたが、20cmほど窓が開く程度でした。
そのため、正直なかなか空気の入れ替えがうまく出来ずに困ったこともありました。
特に、高層のマンションだと風が強すぎることも多く、窓を利用した換気には苦労しました。
空気の循環がうまく出来ないので、夏は熱がこもって暑く、冬は暖房を入れても寒かったです。

おそらくですが、タワーマンションの正解は窓を開けないことなんだと思いました。

でも、たまに空気が薄くて頭痛になってしまうこともありました。
❺洗濯物が外に干せない
多くのタワーマンションでは、洗濯物を外に干せない決まりになっていると思います。
私たちの住んでいたところもそうでした。
入居前に、こういった理由で外には干せないことを伝えられました。
✔︎ 外観が損なわれる
そのため、基本的に洗濯物を乾かす時には浴室乾燥機を使います。
どんなに気持ちよく晴れている日でも、一度も布団が外に干せなかったので残念でした。
また、浴室乾燥機を使う分、どうしても電気代もその分多くかかってしまっていました。

意外と知られていないタワーマンションの洗濯物事情なのではないでしょうか。
❻玄関が遠い
メリットでもお伝えしましたが、自宅の玄関に入るまで4つも鍵を開ける必要があります。
防犯上はメリットである一方で、デメリットにもなっていました。
実は、エントランスを入ってから玄関まで辿り着くのに10~15分くらいかかっていました。
今のマンションは、エントランスを入ってから玄関まで1分もかからないので、大きな違いだと感じています。
疲れて仕事から帰ってきた日や、飲み会で酔っている時はエントランスから玄関までの道のりがより長く感じられました。
特に、買い物をして重い荷物を持って帰ってきた時には、この長い道のりが本当に辛かったです。

まだ玄関に着かない、というかまだ半分だ…という感じでした。
実は他にも、その代償がありました。
宅配便が玄関まで届くまでの時間が、とても遅いのです。
「お届けものです」とお知らせを受けてから、30分は届かないというのは日常茶飯事でした。

実際出かける時間が迫っているときは、わざと居留守を使っていたこともあります…ごめんなさい!!
タワーマンションは浪費?
今回は、実際にタワーマンションに住んでみて分かったメリットとデメリットをお伝えしました。
私たちは最初、タワーマンションに住み始めて、最初は豪華な憧れの住まいにテンションが上がっていました。
毎日キラキラした綺麗な自宅に帰れることに、ワクワクして過ごしていたなと思います。
でも、やっぱり慣れていきます。
毎日目にする夜景も、清潔感のあるホテルライクな内装も、全部が当たり前になっていきました。
そのうち、払っている家賃に対して感じるデメリットばかりが目につくようになったんです。

同時に、将来子供をタワーマンションで育てたくないという思いも湧いてきました。

そんな経緯があって、引っ越しをしました。
独身時代に夫婦ともにお互いに憧れていたタワーマンション生活でしたが、住んでみて初めて気が付いたことがありました。
きらびやかなタワマン生活ではなくて、温かみが感じられる住まいだということです。
今は、東京都内にある普通の賃貸マンションに住んでいますが、居心地が良くてこの生活が気に入っています。
家賃も9万円ほど下がりました。
ただ、強く思うのは「経験をして良かった」ということです。
そのため、タワーマンションに住んでいたことを浪費だったとは思っていません。
改めて理解が出来ました。
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